兜のお手入れ





兜の保管場所と用意するもの

毎年綺麗な状態で飾る為には、収納方法が大切になってきます。

 

出す時に「しまった」というようなことが無いようにしたいですね。

 

決して安くはない兜、きちんとした保管方法を知って「しまった・・・」ということが無いようにしましょう。

 


 

収納場所は?
湿気が少ない(湿度の低い)場所
極端に室温が高くならない、寒暖の差に大きな差が無い場所
直射日光を避けた、風通しの良い場所
兜は、物によっては非常に細かい装飾がついていたりします。

布をかぶせるなどして、埃がかぶらないようにしましょう。





しまう時に準備するものは?
はたき 埃を払う時に使用します。
柔らかい布 やお人形のお顔や甲冑の部品などを包みます。(ティッシュでも代用可能です)
乾いた布 軽い汚れをとるのに使用します。
希釈した中性洗剤 空拭きではとれない汚れに使用します。
パッキン用の用紙 道具同士の間などに詰め、接触しないようにします。
防虫剤 虫よけのため。ごく少量で十分です。

 

兜のお手入れ

 

 

防虫剤は目安として、
みかん箱程度の大きさであればスプーン一さじの量があれば十分です。
必要以上の防虫剤は五月人形には逆に悪影響になりますので、防虫剤の量は少な目をお薦めします。
直接触れない様にし、箱の上部に入れるようにします。

 

樹脂製品には絶対に入れない。
ナフタリン含有の物は使わないように注意しましょう。