端午の節句のごちそう
子供の日に食べるお菓子
子供の日に食べるお菓子といえば、柏餅ですね。
いつでも和菓子屋さんに売っていそうな感じですが・・・。
あの葉っぱってたべられるんですかね?よく桜餅のはっぱってたべる方と食べない方がいらっしゃいますでしょ?
私は桜色のおもちと一緒に食べてしまう方なんですよね。
というか、何でも食べるので、あまり意識していませんと言ったほうが正しいかも。
あの塩漬けされた葉っぱしょっぱさだけでなく香りもしますよね。なんか桜の香りがしてそのまま捨てるのも惜しい気がします。
それとお口の中に入れた時、甘いあんことの相性がバッチリでお・お・お・おいしい―!っとSMAPの慎吾ちゃんみたいに思わず言ってしまいそうな。
というように、桜餅の葉っぱで盛り上がりましたが、それに比べて柏もちの葉っぱはどうなのかなと疑問を持ったわけです。
確か、おばあちゃんが買ってきてくれて食べたことがありました。葉っぱもあまりにおいがしませんでしたし。
白い団子だけか・・・と思い関心持たなかったことは覚えてるのですが、葉っぱの香りはなさそうでした。
柏の葉を使うことにも意味があるそうで、柏の葉は新しい葉が出てくるまでは今までついていた古い方の葉は落ちないそうです。
だから、昔の人は子孫繁栄とかを祈って食べていたそうですよ。桜の葉にしても、柏の葉にしてもこの塩漬けっていいですよね。
そのまま保存できて、必要な時に使える。そういえば、お祝いの席の時、例えばご結婚が決まったとき、結納の時などに使われる桜のつぼみが塩漬けされている桜茶なんかも必要な時に塩抜きして使いますもんね。
柏餅やチマキを重箱にたくさんつめてお祝いしてはいかがでしょうか?
めでたい日といえば桜茶
先日、身内に結納を交わすことになり、桜茶を購入しました。初めて扱うようなお姑さんどう入れればいいのかわからず私もこうじゃない?と少し塩抜きして新たにお湯を注いだのをあげたら
「えっ。これおいしくないわ。この昆布茶を少し入れてだそうか?」と言ってました。
実際、そのように出しましたが、相手の方も桜茶を飲むのは初めてだったらしく、桜の花が浮かんでるのを楽しんでいただきました。
毎年、私はこの桜茶を自分で作ってみたいと思い、花見より満開になる前の桜の木を狙っているのですが、いつもタイミングが合いません。
今年もやっぱり合わなかったので、また来年挑戦したいと思います。
もし、どなたかまだうちにはさくらの花がありますよ、という方がいれば、ぜひやってみてください。作り方はすごく簡単ですし、お正月やお祝いごとのある時に、簡単に入れられますのでお楽しみいただけますよ。
簡単「桜茶」の作り方
- お天気のいい日に桜の花をとって来ます。
- 大きな鍋にたっぷり水を入れ、そこに花びらを入れ洗います。
- 大きな平たいざるにいれ水を切ります
- 更にキッチンペーパーなどで水気を取り、ごみやがくを取り除きます。
- 漬物容器に塩をいれますが、花、塩、花、塩と交互に入れます。
- 白梅酢を全体にかけます。
- 軽く重石をかけ3日ほどつけます。
- 天気のいい日に風通しのいいとこでひかげのとこがあればそこで陰干しをします。
- あとは、保存容器などに花と塩を交互に入れて保存します。
お楽しみに・・・
ちまきは中国の詩人の弔いが起源
王の側近としてつかえた楚の国の詩人・屈原(くつげん)は、人望も厚い高名な人物でした。
しかし、それをねたんだ者の陰謀によって国を追われ、川に身を投げ自ら命を断ってしまいます。
屈原の死を悼んだ民衆は、川に供物を投げ入れますが、悪い龍がいるために届きません。
そこで、龍が苦手にしている葉でもち米を包み、邪気を祓う五色の糸で縛って川に流してあげました。
この伝説がもとになってちまきが生まれ、5月5日に欠かせない厄除けのお菓子になりました。
柏餅は子孫繁栄を願う縁起物
柏餅は日本で生まれました。古くから柏の木には神が宿るとされ、新芽が出ないと古い葉が落ちないことから「家系が途絶えない」という子孫繁栄の象徴として尊ばれてきました。
実は柏餅は葉の表が外を向いているものと内側になっているものがあります。
これは小豆あんと味噌あんの区別をしているから。
葉の表が外向きになっているものは小豆あん、裏が外を向いているのは味噌あんです。
こどもの日に手づくりしてみましょう!
【柏餅】
材料(8〜10個分)
上新粉 200g
砂糖 30g
水 250cc
片栗粉(同量の水で溶く) 大さじ2
市販の粒あん お好みの量
柏の葉 8〜10枚
つくり方
1.あんこは8〜10等分に分けて丸めておく。柏の葉は熱湯に5分ほどつけて、水気をきっておく。
2.ボウルに上新粉と水溶き片栗粉、砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜる。
3.ラップをして電子レンジ(500W)で4分30秒〜5分ほど加熱し、よく混ぜてから再び3分加熱。粉がまとまっていないようなら、さらに混ぜて加熱する。
4.濡れふきんの上に餅生地を出し、表面にツヤが出るくらいなめらかになるまでよくこねる。
5.餅を8〜10個に分け、小判型に伸ばす。1でつくっておいたあんこをはさみ、二つ折りにして形を整える。
6.餅のあら熱をとってから、柏の葉で包む。
子供の傍にはいつも笑顔でいたいですよね。